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センターつうしん No.102

前号101号から判のサイズがB5からA4判へと一回り大きくなり、読者の方からは、活字が大きくなって読みやすくなったとの感想をいただきました。
さらに今回の102号では、表紙に「子どもの風景」と題して子どもの作品(声や思い、願い)を載せることにし、読者のみなさんからの感想や意見については「読者の声」欄を設け、最後のページには表紙の子どもの作品に対する先生の想いとこれまでの表紙にあった「ひと言」を組み合わせるなど、サイズだけでなく充実した内容や紙面づくりに努めました。感想、ご意見をお寄せください。
今回は、3.11から10年ということで、震災に関わっての原稿をみなさんに寄せてもらいました。どれもみな読み応えのある内容となっています。
ある読者の方からは、さっそく《震災のときに共有し合った教育観を再認識させてくれる内容で、改めて教育の原点を考えました》と感想を寄せてくれました。「つうしん」のなかで阿部広力さんは「世間やマスコミはこぞって10年で線を引こうとしている。しかし、被災地に住む者も、そこから離れていった者にも、10年という線はどこにもない」と述べています。10年で震災からの復興が終わったわけではまったくありません。未だに、あの日から時間が止まったままの人たちもいます。改めてこの10年を振り返りながら子育て、教育に何が問われ・課題とされてきているのかを、みなさんと共に考え合っていきたいと思います。

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センターつうしん No.101

今号でも、99号から引き続き、コロナと学校教育について考える内容が中心となっています。
岩倉先生には、10月末に行われた「みやぎ教育のつどい」でお話された「コロナと学校教育」を考えるうえでの科学的知見と、子どもたちの権利と成長発達の保障という観点から私たちが考えるべき課題を提起していただきました。
また学校再開後の小・中学校の状況と課題についての座談会、高校の状況、さらに「コロナ問題」を子どもたちと考え合った貴重な実践も報告してもらいました。
他には一部の学校で取り組まれている午前5時間授業についての現場からの報告、気象庁の「生物季節観測」の縮小・廃止の問題など、どれも読みごたえのあるものとなっています。

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センターつうしん No.100

センター設立から26年、年4回を基本に発行してきたセンターつうしんが100号を迎えました。毎回、どのような内容にするか喧々諤々の議論をしながらの歩みでしたが、バックナンバーをめくると、その時々の日本の、あるいは宮城の教育・子育ての状況や課題が見えてきます。と同時に、研究センターのこれまでの取り組みが、多くのみなさんに支えられて来たことがよくわかります。
今号には30名を超える皆さんに執筆いただきました。本来であれば、これまでにセンターに関わっていただいた、もっと多くのみなさんに執筆いただかなくてはけないのですが、紙面の関係でお願いできませんでした。ご容赦ください。

特集1では、コロナ禍の現状をどう捉え、どのような課題や問題があるのか。またその中で私たちに問われ求められているものは何かなどについて、お世話になったみなさんに原稿を寄せていただきました。
特集2では、研究センター設立の経緯や思いについて初代代表の中森にあらたて語っていただくとともに、これまでの研究センターの取り組みを振り返りながらセンターへの期待や要望などを寄せていただきました。

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センターつうしん No.99

今号は、保育・教育・子育てに関わるそれぞれの立場から、コロナ学校休業によるこの間の状況と、その中で考え・思い、また取り組んだことなどを自由に書いていただき、コロナ問題から見える学校と教育・子育ての課題をともに考え合いたいと企画しました。
そのため小・中・高校・支援学校・私立学校などの先生、また学校が休校となるなか働く親たちや子どもたちを支えてきた保育園の保育士や児童館の職員、さらには子どもたち本人や保護者の方など、多くの方々に執筆いただいています。
そこからは様々な困難や課題、まただからこそ大事にしなければならないこと、考えていかなくてはいけないことなど、多くのことが指摘され語られています。
特集はもちろん、読者みずからがお寄せ下さった98号の山極さんの高校生公開授業の感想や、シリーズ「わたしの出会った先生」なども読みごたえがあります。
ぜひお読みください。また感想などもお寄せください。

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センターつうしん No.98

本号では、まず1月25日(土)に行われた山極寿一さん(京大総長)による高校生公開授業を取り上げました。
授業は、霊長類学との出会いから始まり、ゴリラの調査研究から見えてきた事実を踏まえながら、ヒトはいかにして人間へと進化したのか、そしてそこから見えてくる人間らしさとは、さらには人類の今日的な問題まで、次々に興味深い話が展開されました。高校生はもちろん、一緒に参観しているおとなたちもわくわくしながら話を聞きました。
授業の概要(報告)と、受講した高校生や参観した方の感想から、山極さんが提起され話された内容をみんなで共有し、さらに考えていけたらと思います。
教育や子育ては、子どもを理解することから始まります。そして、そこには必ず子どもとの固有の出会いがあるものです。「わたしの出会った子どもたち」では、そんな子どもとの出会いを、今回は研究センター事務局のみなさんに書いてもらいました。
また教育は、子どもたちに社会や世界と出会わせ、そのことの学習を通じて子どもたちの成長を育みます。子どもたちをどんな社会や世界と出会わせるのか、そしてそのことを通じてどんな学びを共につくりたいのか。「子どもと学校 未来へのトライ」は、そんな教師としての思いと実践が語られています。
新型コロナウイルスの感染拡大で、新学期はいつ始まるのか? 始められるのか?予断を許さないうつうつする状況が続きますが、だからこそ焦らず、慌てず、じっくりと腰を据えて物事に向きあっていくことが大切なのではないでしょうか。

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センターつうしん No.97

学校は、様々な生きづらさや悩みを抱えている子たちがいます。そのような子どもたちも含め、クラスの子どもたちの実態や課題に応じて授業をはじめとする様々な教育活動が組織されなくてはなりません。また、そこにこそ教師の専門性と「教育実践」の創造というダイナミックな営みが息づいていると言えます。
しかし近年、学力テスト競争が全国の学校現場を席捲していくなかで、学習スタンダードなど画一化した教育活動が広まっています。このような教育活動の形式化・硬直化の進行と、不登校やいじめの増加は無関係とは言えないでしょう。
子どもたちが学校で過ごす時間は授業を中心としたさまざまな活動です。それらの活動が今どうなっているのか。それはまた、教育とは何かを問うことでもあると思います。
97号は、そのような思いをもちながら編集しました。

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センターつうしん No.96

夏休み、先生方の学習会で講演された阿部勉さん。阿部さんは「寅さんシリーズ」「学校シリーズ」の助監督として、また『しあわせ家族計画』では監督として映画界の第一線でずっと活躍されています。学習会での話に感動し、ぜひ「つうしん」にもとお願いし、巻頭の文章を寄せていただきました。

前号95号掲載の岩川さん講演記録「30センチの向こう側へ」を聴いて・読んで感じたこと、考えたことを寄せていただきました。話を聞きっぱなしにしないで、それぞれがそこから何を感じ・考えたのかを交流し、共有したいと思います。
まだ岩川さんの講演記録を読まれていない方は、ぜひ95号をお読みください。そして、みなさんそれぞれの”私の「あと30㎝」”を、様々な場で交流してください。

「子どもと学校」は、これまでずっと先生方に書いていただいていましたが、今回は保護者のみなさんにお願いしました。一喜一憂しながら子どもとともに歩む姿や未来への思いが語られています。

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別冊20号 子ども 教育 文化

待ちに待ち、恋焦がれていた1年生担任の芳賀さんの実践記録です。A君を中心にしながら子どもたちも先生も、そして保護者も共に育っていく姿が感じられます。

「わたしの出会った子ども」では、映画「24の瞳」や「人間の壁」が心に浮かんだり、教師というのは子どもたちに育てられるものなのだなあと思ったり。浅井さん高橋さんそれぞれの、子どもたちとの関わりが眼に浮かんできます。

「宮城の教師3」では、八島正秋さんを特集しました。執筆いただいたそれぞれの方の文章からは、まさに八島さんが表題のごとく”子どもと授業に生きた” 教師であることを感じます。と同時に、その八島さんの意思や姿勢は、今の算数・数学サークルのみなさんにしっかり継承されていることもみえてきます。

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センターつうしん No.95

特集として巻頭に掲載したのは、5月11日に行った岩川直樹さんの講演記録です。さまざまな課題や困難を抱える教育現場に対して、今こそ大切にしたいこと、しなければならないことを、目を惹く言い回しと視点から机上の空論でなく事実を通して語ってくれています。前半は、現代の人と人との関係のあり方を「ケアの三角形」と「モノサシの三角形」という言葉をもとに解き明かし、後半は、それを一つの導きの糸としながら、具体的な教師と子どもたちの教育実践を展開します。
また2月10日に行われた加藤公明さんの「高校生公開授業」の報告を、参加してくれた高校生や参観した教師方の感想をもとに組んでみました。高校では理系クラスだという生徒たちも大いに歴史の授業を楽しんでくれたようです。

さらに「教育時評」では、批准して25年となる「子どもの権利条約」の第4・5回統合報告審査と、それにもとづいて国連子どもの権利委員会が出した「総括所見」について。
中等教育にかかわっては、来年春から導入される新たな高校入試制度の課題や問題点、中学を卒業した卒業生と恩師との再会と成長など、中等教育を取り巻く今を報告してもらいました。連載の「私の出会った先生」「相談室からの報告」なども含め、関心を持ったページから読んでいただくと、それぞれが関連して読めたり、いろんな事がみえてきたりしてくるようにも思います。ぜひお読みください。

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センターつうしん No.94

特集のサブタイトルに「センターつうしん93号を読んで」とあるように、今号では、前号(93号)の鈴木大裕さんの講演「日本の教育はどこに向かっているのか」を受け、はたして宮城は?ということから教職員、保護者・市民それぞれの立場から宮城の教育の現状と課題、そして思いなどを語っていただきました。
また教育時評では、様々に語られ広がりをみせる「いのちの教育」の「いのち」とはどのようなものなのか。イメージ先行ではなく、教育史の中における「いのち」の扱われ方なども踏まえて考える必要性を提起しています。
「子どもと学校」での「スイミー」の授業記録や相談センターの「日々の願い」は、子どもたち・若者の具体的な学びの様子や育ちの姿を通して授業のあり方や大人としてのかかわり方を問いかけます。
「出会い」がひとを結び育てる。「3・11から8年」や「わたしの出会った先生」、それぞれの文章がその稀有な出会いの不思議さと大切さを語りかけます。

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別冊19号 子ども 教育 文化

巻頭は、掛川恵一さんが「黒川夏の学校」で取り組んだ道徳の授業です。道徳は、教科書教材でなければならないということはありません。クラスの子どもたちの現状や課題、また社会や生活の課題の中から題材やテーマを決め、創造的に取り組まれてもいいはずです。そういう試みの一つとして、掛川さんに実践の報告をお願いしました。
また前回より連載が始まった「宮城の教師」では、門真隆さんを取り上げました。元同僚の先生方をはじめ、当時の子どもたちも門真さんとの出会いと学びの中で、今の自分を育んできたことが、それぞれの語りから見えてきます。

バックナンバー

これまで発行された「センターつうしん」(※PDF版はありません)

〔 № 〕 〔 主なテーマ 〕
57号 授業検討会報告
56号 学校のいま、そして、これから
55号 全国交流集会報告
54号 太田直道先生に聞くー子どもの心と教育
53号 学校教育の危機(困難)のなかで・・
52号 子どもたちの今を見つめて・・
51号 わたしを支えているもの
50号 子どものこと子どもとのこと
49号 高校生の学びから授業を問う
48号 「家族」を考える
47号 「地域と学校」を考える
46号 学区問題とあるべき高校教育を考える
45号 教育の魅力・教師の生甲斐
44号 教員評循と教師の仕事
43号 学校に押し寄せる「制度改革」を考える
42号 小森陽一・高校生との「授業ライブ」報告
41号 いま、子どもたちは
40号 人が人になることを考える
39号 わたしの受けた歴史教育
38号 学校を考える
37号 日本国憲法を考える
36号 子どもの育つとき
35号 習熟度別指導を考える
34号 学校をつくる
33号 教師が育つとき
32号 中教審答申「新しい時代にふさわしい教育基本法と教育振興基本計画の在り方について」の批判
31号 学力と授業を問う
30号 学校選択制を考える
29号 教育課程と学校づくり
28号 放課後の子どもたち
27号 開かれた学校づくり
26号 教育改革国民会議報告の批判簑
25号 教育基本法を読む
24号 今を生きる高校生たちの世界
23号 県教委・県立高校将来構想検討素案の吟味
22号 学校変革への道一教育改革は学校の変革から
21号 公立男女共学化の早期完全実施を
20号 国旗・国歌の法制化と教育
19号 宮城の教育改革への提言(中間報告)
18号 教育における「規制緩和」
17号 障害児教育
16号 子どもは変わったか
15号 『教育改革』を問う一誰のための教育改革か
14号 いま中学校と中学生は(2)
13号 「小学校近現代史授業プラン(試案)」に対する不当介入間題
12号 いま中学校と中学生は(1)
10・11合併号 「コルチャック先生ゆかりの地とアウシュビッツを訪ねるポーランドの旅」報告
9号 教育の困難に立ち向かう
8号 「戦後」はまだ終わらない
7号 「戦後50年・15年戦争の史実を現地に学ぶ中国の旅」報告
6号 「オウム」と若者・教育
5号 「いじめ・不登校」問題に患う
4号 「いじめ」問題に思う
3号 研究小委員会いよいよ始動
2号 子どもの権利条約は私の味方
1号 研究センター発足にあたって