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センターつうしん No.109

10月27日文科省が昨年度の『児童生徒の問題行動・不登校調査』結果を発表しました。宮城県の不登校生は約5千人(内仙台市2千人)、全国第2位の多さです。「学校に行きたくない」「学校にいけない」子どもたち。今、子どもたちと教師たち、保護者は何に悩み、どんな困難を抱えているのでしょう。この問題を読者の皆さんと考え合いたいと思い、本号の特集となりました。
実践を寄せていただいた教師たちに共通していることは、課題を持った子どもたちの姿を見つめ、その声を聴き、その苦悩に共感し、次の発達の課題を見すえ、その子に応じた取り組みにチャレンジしていることです。その中で子どもは少しずつ教師に信頼を寄せ、自分を成長させていきます。同時に保護者とも繋がり、保護者の悩みに共感し、子どもへの思い・まなざしを交流し教育の営みを進めています。今、教師たち・学校に、子どもの姿を見つめ、その声を聴き、子ども・保護者と話し合い考える時間が必要です。

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センターつうしん No.108

2月に始まったウクライナでの戦争も7か月が過ぎました。しかし残念ながら、未だ終結は見えず、連日の戦闘と悲しい報道が続いています。一方、このような状況のなか、センターの運営委員会などで「こういう状況のとき、今までだったら学校現場から平和と戦争についての取り組みが報告されてきた。でも今回はそういう取り組みの報告がほとんど聞かれない」との話がされたりしています。「戦争と平和」をどう考え合うか、学び合うか。今を生きる私たちの大きな課題です。
以上のような現状を踏まえて、本号では「子どもたちと平和を考える」を特集に組み、伊野文子さんと藤田康郎さんのお二人に、それぞれ教育実践を寄せていただきました。二人とも東京の私立学校で仕事をされていますが、学生時代を仙台で過ごし、センター設立当初から(読者)会員として、私たちの仕事をずっと応援し支えてくれてきたお二人です。職場や地域、子どもたちが異なれば実践ももちろん異なりますが、二人の実践に大いに学びたいと思います。
コロナにかかわっては、表紙の「子どもの風景」で子どもたちの思いが語られ、また保育現場での苦労と工夫をしながらの卒園式の取り組みを渡部友紀さんが報告してくれています。
またセンターHPの【日記&ブログ】(通称:mkbkc’s diary)に、毎月2回のペースで「季節のたより」を寄せてくれている千葉達夫さんに、その創作への思いと秘密を語ってもらいました。今や大変人気で、多くの方々が「季節のたより」を楽しみにされています。ぜひみなさんも、この機会にご覧下さい。

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センターつうしん No.107

この1年、研究部会ではGIGAスクール構想と、それに伴うICT教育の推進が学校と教育にどのような影響を与えるのか。そしてこれまでの教育や学校のあり方をどう変えることになるのか。教職員へのアンケート調査や聞き取り、その分析や話し合いなど研究活動を行ってきました。これまでの取り組みの成果を知っていただき共有するとともに、これからの教育や学校について考え合いいたいと考え、年報のなかの論考も取り入れながらGIGAスクール構想についての特集を組みました。GIGAスクール構想によるICT教育の推進のなかで、何を大切に授業や学校の取り組みを考えていくことが必要なのか、みなさんとともに考え合っていきたいと思います。
また前回に引き続き、さまざまな理由や事情から学校に行けない子どもたちやその家族をサポートしているみなさんに、活動の紹介とともにどのような思いや考えをもちながら取り組んでいるのか報告してもらいました。

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センターつうしん No.106

本号では、「子どもの生きづらさと今」と題し、今日の子どもたちの生きづらさから現在の子育て・教育の現状や課題を振り返り考えたいと、特集を組みました。
巻頭の数見さんの論考は、戦後の教育政策の変遷とかかわらせながら、今日の子どもたちの生きづらさの背景と原因を明らかにし、今の子育て・教育に何が求められているのかを提起しています。
また昨年から、みやぎ教育相談センターの瀬成田さんを中心に「不登校支援団体・有志茶話会」が行われています。そこにつどい、生きづらさを抱えた子どもや若者に寄り添い援助に取り組んでいるみなさんに、「子ども保護者から見た学校」というテーマで、ご自身やお子さんの経験などにも触れながら、それぞれがどのような思いで活動をし、子どもたちと向き合ってきたのか。また学校や教育にどのような願いを持っているのかなど、自由に声を寄せていただきました。子どもへのまなざしを問いなおすきっかけになればと思います。

なお、1年間大阪から孫育ての風を宮城に届けてくれた阿部さんの「子育て、孫育て奮闘記」が最終回となります。ありがとうございました。次回以降については、現在どうしようか?と思案中です。
また表紙の「子どもの風景」は、これまで千葉早苗さんにお願いしていましたが、今回から堀籠智加枝さんにバトンタッチとなりました。子どもたちの日々生きている世界と、その世界との出会いを通じての心の揺れや思いを届けてくれると思います。ご期待ください。

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センターつうしん No.105

前号(104号)で、GIGAスクールの政策的背景と課題について児美川孝一郎さんの講演を取り上げましたが、引き続きGIGAスクール問題を取り上げました。今号(105号)では、センター研究部主催で、県内5地域から1名ずつの現職教員に集まっていただき、各学校の現状について話をお聞きしました。その内容を掲載しました。
コロナ禍を背景に前倒しされ子どもたち一人ひとりに配布されたタブレット端末によるデジタル教育の推進。準備不足の中で学校や教職員が戸惑いながらも、子どもたちと過ごしてきた半年間の取り組みとその過程で見えてきた課題が語られています。「GIGAスクール」の問題を、読者のみなさんと交流し考え合う機会にしていきたいと思います。

小野寺さんの「授業への招待」と石垣さんの「子どもと学校」は、どちらも期せずして国語、しかもあまり語られることの少ない俳句や短歌、古典文学の授業や取り組みです。子どもたちや生徒の学びや思いが見えてきます。同様に阿部真弓さんの「子育て、孫育て奮闘記」からもコロナ禍で教育活動が制限されるなかでも、学校生活を楽しむ遊ちゃん、葉ちゃんの姿が見えてきます。
「相談センター報告」の金谷さんは、103号の増山さんの記事に共感しながら制定からちょうど70年となる児童憲章に触れています。「児童は人として尊ばれる」「児童は社会の一員として重んぜられる」「児童はよい環境の中で育てられる」との理念からは、戦後、平和で民主的な社会の形成者として子どもを育てていこうという制定当時の大人たちの思いと気概を感じます。出浦由美子さんは、そんな制定当時の学校生活の一コマと忘れられない先生について「私の出会った先生」を寄せてくれています。
ところで戦後初期の学校や教師、子どもたちの自由で開放的な世界はどこに行ってしまったのでしょう。教師は長時間・超過密労働のなかで喘いでいます。しかも教師たちには残業手当がつかず、まさに「定額働かせ放題」の状況です。そのような不条理な現状に風穴を開けようと立ち上がったのが「埼玉超勤訴訟」です。その訴訟の意義と課題について、山岸さんが解説してくれています。
最後に、一息つける年末年始のお休みに、おすすめ映画の『私は、ダニエル・ブレイク』、読書のすすめの『デジタル・ファシズム』を見たり、読んだりしてみてはいかがでしょうか。どちらからも今の社会が抱える問題と課題が見えてきます。

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センターつうしん No.104

昨年からのコロナの感染拡大をきっかけに、まさに便乗する形で学校現場には子どもたち一人一台のタブレットが一斉に配布されました。この4月からはタブレットを活用した学習・教育活動が全国の学校で取り組まれ始めています。条件整備もままならないなかでの導入に、学校現場は混乱し四苦八苦しているようです。そのようなことから今号では「GIGAスクール問題」を特集しました。
つうしん巻頭の児美川孝一郎さんの「GIBAスクール構想と子どもが主役の教育」は、7月3日におこなった講演をもとにしたものです。タブレットの導入に象徴される政策がどのような背景やねらいにもとづくものなのか。それはまた、どのような教育の課題と問題を孕んでいるのか、解明してくれています。小学校、中学校からも現状報告してもらいました。ぜひお読みください。

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センターつうしん No.103

コロナ禍でのこの1年を振り返ると、子どもたちの学習保障、学力保障は大きな課題になりましたが、子どもたちの「遊び」の大切さについては、ほとんど取り上げられ語られてこなかったのではないでしょうか。
巻頭の増山均さんの論稿は、そういう子どもたちの遊びや文化の大切さ、必要性を「子どもの権利条約31条」に関わらせながら論じてくださいました。
この間、センターつうしんではコロナ禍の学校現場の状況は教師のみなさんを中心に報告や話をしていただいてきましたが、福祉の場に身を置きながら子どもたちと関わってきたみなさん、あるいは学びの当事者はこのコロナ禍の1年をどんな思いで過ごしてきたのか。本号では《大学キャンパスから》《保育現場から》《児童養護施設から》から、それぞれのこの1年の状況や思いを語っていただきました。
「子どもと学校」では、有田みどりさんが、コロナ禍のなか部活の生徒たちと向き合うなかで見えてきた部活の課題やあり方を、この1年の取り組みをつうじて報告してくれています。部活とは何かを改めて考えさせられます。
新連載として「子育て、孫育て奮闘記」が始まります。執筆者の阿部真弓さんは宮城の大塩小学校で定年退職を迎え、その後娘さんの子育てをサポートするため大阪に移住。その日々のなかでの出来事や思いを綴っていただきます。

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センターつうしん No.102

前号101号から判のサイズがB5からA4判へと一回り大きくなり、読者の方からは、活字が大きくなって読みやすくなったとの感想をいただきました。
さらに今回の102号では、表紙に「子どもの風景」と題して子どもの作品(声や思い、願い)を載せることにし、読者のみなさんからの感想や意見については「読者の声」欄を設け、最後のページには表紙の子どもの作品に対する先生の想いとこれまでの表紙にあった「ひと言」を組み合わせるなど、サイズだけでなく充実した内容や紙面づくりに努めました。感想、ご意見をお寄せください。
今回は、3.11から10年ということで、震災に関わっての原稿をみなさんに寄せてもらいました。どれもみな読み応えのある内容となっています。
ある読者の方からは、さっそく《震災のときに共有し合った教育観を再認識させてくれる内容で、改めて教育の原点を考えました》と感想を寄せてくれました。「つうしん」のなかで阿部広力さんは「世間やマスコミはこぞって10年で線を引こうとしている。しかし、被災地に住む者も、そこから離れていった者にも、10年という線はどこにもない」と述べています。10年で震災からの復興が終わったわけではまったくありません。未だに、あの日から時間が止まったままの人たちもいます。改めてこの10年を振り返りながら子育て、教育に何が問われ・課題とされてきているのかを、みなさんと共に考え合っていきたいと思います。

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センターつうしん No.101

今号でも、99号から引き続き、コロナと学校教育について考える内容が中心となっています。
岩倉先生には、10月末に行われた「みやぎ教育のつどい」でお話された「コロナと学校教育」を考えるうえでの科学的知見と、子どもたちの権利と成長発達の保障という観点から私たちが考えるべき課題を提起していただきました。
また学校再開後の小・中学校の状況と課題についての座談会、高校の状況、さらに「コロナ問題」を子どもたちと考え合った貴重な実践も報告してもらいました。
他には一部の学校で取り組まれている午前5時間授業についての現場からの報告、気象庁の「生物季節観測」の縮小・廃止の問題など、どれも読みごたえのあるものとなっています。

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センターつうしん No.100

センター設立から26年、年4回を基本に発行してきたセンターつうしんが100号を迎えました。毎回、どのような内容にするか喧々諤々の議論をしながらの歩みでしたが、バックナンバーをめくると、その時々の日本の、あるいは宮城の教育・子育ての状況や課題が見えてきます。と同時に、研究センターのこれまでの取り組みが、多くのみなさんに支えられて来たことがよくわかります。
今号には30名を超える皆さんに執筆いただきました。本来であれば、これまでにセンターに関わっていただいた、もっと多くのみなさんに執筆いただかなくてはけないのですが、紙面の関係でお願いできませんでした。ご容赦ください。

特集1では、コロナ禍の現状をどう捉え、どのような課題や問題があるのか。またその中で私たちに問われ求められているものは何かなどについて、お世話になったみなさんに原稿を寄せていただきました。
特集2では、研究センター設立の経緯や思いについて初代代表の中森にあらたて語っていただくとともに、これまでの研究センターの取り組みを振り返りながらセンターへの期待や要望などを寄せていただきました。

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センターつうしん No.99

今号は、保育・教育・子育てに関わるそれぞれの立場から、コロナ学校休業によるこの間の状況と、その中で考え・思い、また取り組んだことなどを自由に書いていただき、コロナ問題から見える学校と教育・子育ての課題をともに考え合いたいと企画しました。
そのため小・中・高校・支援学校・私立学校などの先生、また学校が休校となるなか働く親たちや子どもたちを支えてきた保育園の保育士や児童館の職員、さらには子どもたち本人や保護者の方など、多くの方々に執筆いただいています。
そこからは様々な困難や課題、まただからこそ大事にしなければならないこと、考えていかなくてはいけないことなど、多くのことが指摘され語られています。
特集はもちろん、読者みずからがお寄せ下さった98号の山極さんの高校生公開授業の感想や、シリーズ「わたしの出会った先生」なども読みごたえがあります。
ぜひお読みください。また感想などもお寄せください。

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センターつうしん No.98

本号では、まず1月25日(土)に行われた山極寿一さん(京大総長)による高校生公開授業を取り上げました。
授業は、霊長類学との出会いから始まり、ゴリラの調査研究から見えてきた事実を踏まえながら、ヒトはいかにして人間へと進化したのか、そしてそこから見えてくる人間らしさとは、さらには人類の今日的な問題まで、次々に興味深い話が展開されました。高校生はもちろん、一緒に参観しているおとなたちもわくわくしながら話を聞きました。
授業の概要(報告)と、受講した高校生や参観した方の感想から、山極さんが提起され話された内容をみんなで共有し、さらに考えていけたらと思います。
教育や子育ては、子どもを理解することから始まります。そして、そこには必ず子どもとの固有の出会いがあるものです。「わたしの出会った子どもたち」では、そんな子どもとの出会いを、今回は研究センター事務局のみなさんに書いてもらいました。
また教育は、子どもたちに社会や世界と出会わせ、そのことの学習を通じて子どもたちの成長を育みます。子どもたちをどんな社会や世界と出会わせるのか、そしてそのことを通じてどんな学びを共につくりたいのか。「子どもと学校 未来へのトライ」は、そんな教師としての思いと実践が語られています。
新型コロナウイルスの感染拡大で、新学期はいつ始まるのか? 始められるのか?予断を許さないうつうつする状況が続きますが、だからこそ焦らず、慌てず、じっくりと腰を据えて物事に向きあっていくことが大切なのではないでしょうか。

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センターつうしん No.97

学校は、様々な生きづらさや悩みを抱えている子たちがいます。そのような子どもたちも含め、クラスの子どもたちの実態や課題に応じて授業をはじめとする様々な教育活動が組織されなくてはなりません。また、そこにこそ教師の専門性と「教育実践」の創造というダイナミックな営みが息づいていると言えます。
しかし近年、学力テスト競争が全国の学校現場を席捲していくなかで、学習スタンダードなど画一化した教育活動が広まっています。このような教育活動の形式化・硬直化の進行と、不登校やいじめの増加は無関係とは言えないでしょう。
子どもたちが学校で過ごす時間は授業を中心としたさまざまな活動です。それらの活動が今どうなっているのか。それはまた、教育とは何かを問うことでもあると思います。
97号は、そのような思いをもちながら編集しました。

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センターつうしん No.96

夏休み、先生方の学習会で講演された阿部勉さん。阿部さんは「寅さんシリーズ」「学校シリーズ」の助監督として、また『しあわせ家族計画』では監督として映画界の第一線でずっと活躍されています。学習会での話に感動し、ぜひ「つうしん」にもとお願いし、巻頭の文章を寄せていただきました。

前号95号掲載の岩川さん講演記録「30センチの向こう側へ」を聴いて・読んで感じたこと、考えたことを寄せていただきました。話を聞きっぱなしにしないで、それぞれがそこから何を感じ・考えたのかを交流し、共有したいと思います。
まだ岩川さんの講演記録を読まれていない方は、ぜひ95号をお読みください。そして、みなさんそれぞれの”私の「あと30㎝」”を、様々な場で交流してください。

「子どもと学校」は、これまでずっと先生方に書いていただいていましたが、今回は保護者のみなさんにお願いしました。一喜一憂しながら子どもとともに歩む姿や未来への思いが語られています。

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別冊20号 子ども 教育 文化

待ちに待ち、恋焦がれていた1年生担任の芳賀さんの実践記録です。A君を中心にしながら子どもたちも先生も、そして保護者も共に育っていく姿が感じられます。

「わたしの出会った子ども」では、映画「24の瞳」や「人間の壁」が心に浮かんだり、教師というのは子どもたちに育てられるものなのだなあと思ったり。浅井さん高橋さんそれぞれの、子どもたちとの関わりが眼に浮かんできます。

「宮城の教師3」では、八島正秋さんを特集しました。執筆いただいたそれぞれの方の文章からは、まさに八島さんが表題のごとく”子どもと授業に生きた” 教師であることを感じます。と同時に、その八島さんの意思や姿勢は、今の算数・数学サークルのみなさんにしっかり継承されていることもみえてきます。

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センターつうしん No.95

特集として巻頭に掲載したのは、5月11日に行った岩川直樹さんの講演記録です。さまざまな課題や困難を抱える教育現場に対して、今こそ大切にしたいこと、しなければならないことを、目を惹く言い回しと視点から机上の空論でなく事実を通して語ってくれています。前半は、現代の人と人との関係のあり方を「ケアの三角形」と「モノサシの三角形」という言葉をもとに解き明かし、後半は、それを一つの導きの糸としながら、具体的な教師と子どもたちの教育実践を展開します。
また2月10日に行われた加藤公明さんの「高校生公開授業」の報告を、参加してくれた高校生や参観した教師方の感想をもとに組んでみました。高校では理系クラスだという生徒たちも大いに歴史の授業を楽しんでくれたようです。

さらに「教育時評」では、批准して25年となる「子どもの権利条約」の第4・5回統合報告審査と、それにもとづいて国連子どもの権利委員会が出した「総括所見」について。
中等教育にかかわっては、来年春から導入される新たな高校入試制度の課題や問題点、中学を卒業した卒業生と恩師との再会と成長など、中等教育を取り巻く今を報告してもらいました。連載の「私の出会った先生」「相談室からの報告」なども含め、関心を持ったページから読んでいただくと、それぞれが関連して読めたり、いろんな事がみえてきたりしてくるようにも思います。ぜひお読みください。

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センターつうしん No.94

特集のサブタイトルに「センターつうしん93号を読んで」とあるように、今号では、前号(93号)の鈴木大裕さんの講演「日本の教育はどこに向かっているのか」を受け、はたして宮城は?ということから教職員、保護者・市民それぞれの立場から宮城の教育の現状と課題、そして思いなどを語っていただきました。
また教育時評では、様々に語られ広がりをみせる「いのちの教育」の「いのち」とはどのようなものなのか。イメージ先行ではなく、教育史の中における「いのち」の扱われ方なども踏まえて考える必要性を提起しています。
「子どもと学校」での「スイミー」の授業記録や相談センターの「日々の願い」は、子どもたち・若者の具体的な学びの様子や育ちの姿を通して授業のあり方や大人としてのかかわり方を問いかけます。
「出会い」がひとを結び育てる。「3・11から8年」や「わたしの出会った先生」、それぞれの文章がその稀有な出会いの不思議さと大切さを語りかけます。

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別冊19号 子ども 教育 文化

巻頭は、掛川恵一さんが「黒川夏の学校」で取り組んだ道徳の授業です。道徳は、教科書教材でなければならないということはありません。クラスの子どもたちの現状や課題、また社会や生活の課題の中から題材やテーマを決め、創造的に取り組まれてもいいはずです。そういう試みの一つとして、掛川さんに実践の報告をお願いしました。
また前回より連載が始まった「宮城の教師」では、門真隆さんを取り上げました。元同僚の先生方をはじめ、当時の子どもたちも門真さんとの出会いと学びの中で、今の自分を育んできたことが、それぞれの語りから見えてきます。

バックナンバー

これまで発行された「センターつうしん」(※PDF版はありません)

〔 № 〕 〔 主なテーマ 〕
57号 授業検討会報告
56号 学校のいま、そして、これから
55号 全国交流集会報告
54号 太田直道先生に聞くー子どもの心と教育
53号 学校教育の危機(困難)のなかで・・
52号 子どもたちの今を見つめて・・
51号 わたしを支えているもの
50号 子どものこと子どもとのこと
49号 高校生の学びから授業を問う
48号 「家族」を考える
47号 「地域と学校」を考える
46号 学区問題とあるべき高校教育を考える
45号 教育の魅力・教師の生甲斐
44号 教員評循と教師の仕事
43号 学校に押し寄せる「制度改革」を考える
42号 小森陽一・高校生との「授業ライブ」報告
41号 いま、子どもたちは
40号 人が人になることを考える
39号 わたしの受けた歴史教育
38号 学校を考える
37号 日本国憲法を考える
36号 子どもの育つとき
35号 習熟度別指導を考える
34号 学校をつくる
33号 教師が育つとき
32号 中教審答申「新しい時代にふさわしい教育基本法と教育振興基本計画の在り方について」の批判
31号 学力と授業を問う
30号 学校選択制を考える
29号 教育課程と学校づくり
28号 放課後の子どもたち
27号 開かれた学校づくり
26号 教育改革国民会議報告の批判簑
25号 教育基本法を読む
24号 今を生きる高校生たちの世界
23号 県教委・県立高校将来構想検討素案の吟味
22号 学校変革への道一教育改革は学校の変革から
21号 公立男女共学化の早期完全実施を
20号 国旗・国歌の法制化と教育
19号 宮城の教育改革への提言(中間報告)
18号 教育における「規制緩和」
17号 障害児教育
16号 子どもは変わったか
15号 『教育改革』を問う一誰のための教育改革か
14号 いま中学校と中学生は(2)
13号 「小学校近現代史授業プラン(試案)」に対する不当介入間題
12号 いま中学校と中学生は(1)
10・11合併号 「コルチャック先生ゆかりの地とアウシュビッツを訪ねるポーランドの旅」報告
9号 教育の困難に立ち向かう
8号 「戦後」はまだ終わらない
7号 「戦後50年・15年戦争の史実を現地に学ぶ中国の旅」報告
6号 「オウム」と若者・教育
5号 「いじめ・不登校」問題に患う
4号 「いじめ」問題に思う
3号 研究小委員会いよいよ始動
2号 子どもの権利条約は私の味方
1号 研究センター発足にあたって