別冊16号 子ども 教育 文化

今号は、中学校美術で取り組まれた授業報告「平和な世界へ」(小野寺さん)と、学校で日々子どもたちと接してきたなかで印象に残っている子どもを「わたしの出会った子ども」として4名の方々に綴ってもらいました。
また残念ながら教科書採択数が少なく短命に終わったものの、現代美術社の太田弘さん(故人)と宮城の教師たちが手弁当でつくった生活科教科書『ほんとうは どうなの』『どうして そうなの』。その悪戦苦闘の経過とともに教師たちが問い続けてきたものの一端を紹介しています。あらためて教育とは? 教科書とは?と考えさせられます。

目次
タ イ ト ル 著  者 P.
「平和な世界へ」(中学3年)の実践 小野寺 修子
わたしの出会った子ども
明たちに育てられた私 鎌田 克信
手袋事件 佐藤 正夫
げんきでいるかなあ 勝然 たみ子
瑠璃ちゃんの声 五十嵐 淑子
宮城の教育遺産16 短命だった教科書づくりの記