センターつうしん No.84

夏の参議院選挙を前後して、にわかに主権者教育という言葉が飛び交うようになりました。18歳選挙権が導入されたことが、その要因と言えます。まるで有権者教育が主権者教育であるかのような取り組みが報じられました。
しかし、そもそも主権者とは何かを考えたとき、、子どもは生まれたときから主権者です。
今号の特集では、このような視点から、様々な考えや思いを寄せていただき、ともに考える機会にできればと思っています。

目次
タ イ ト ル 著  者 P.
ひと言 山岸 利次 1
特集 社会の主人公を育てる保育・教育の創造
勇気のお札 安達 喜美子 2
人間と社会への信頼を育てる 高橋 達郎 4
動き始めた子どもたち 瀬成田 実 8
中学校社会科(公民的分野)を考える 石井 宜 10
生徒会の要求実現活動で政治を学ぶ 佐々木 忠夫 12
憲法と主権者教育 田中 武雄 14
「主権者教育」について 小野寺 義象 16
おすすめBOOK 『命と向きあう教室』 渡辺 孝之 17
子どもと学校 子どもの思いを受けとめて 永澤 一浩 18
教育時評 教育機会確保法案をどうみたらよいのか 寺沢 幹緖 20
わたしの出会った先生15 戻らなかったホッサン 阿部 広力 21
相談センター 「登校拒否・不登校問題全国のつどい」から学ぶ 菊田 絹子 22
おすすめ映画 『責任なき戦場』 皆川 正芳 24
センターの動き 24