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センターつうしん No.101

今号でも、99号から引き続き、コロナと学校教育について考える内容が中心となっています。
岩倉先生には、10月末に行われた「みやぎ教育のつどい」でお話された「コロナと学校教育」を考えるうえでの科学的知見と、子どもたちの権利と成長発達の保障という観点から私たちが考えるべき課題を提起していただきました。
また学校再開後の小・中学校の状況と課題についての座談会、高校の状況、さらに「コロナ問題」を子どもたちと考え合った貴重な実践も報告してもらいました。
他には一部の学校で取り組まれている午前5時間授業についての現場からの報告、気象庁の「生物季節観測」の縮小・廃止の問題など、どれも読みごたえのあるものとなっています。

目次
タ イ ト ル 著  者 P.
ひと言 渡辺 孝之
コロナ禍での科学的教育活動     ~子どもの学ぶ権利の保障~ 岩倉 政城
座談会 主体的にコロナと向き合う子どもをどう育てるか          ~コロナ禍の中での学校教育~ 笹川聡   中村朱里  小野寺修子 芳賀郁雄  賀谷あゆみ 日下幸子
コロナ禍での高校教育の現状と課題 豊永 敏久 14
対面授業の難しさとありがたさを感じて 山屋 雄一郎 15
授業報告(小学校)
新型コロナウィルスの授業 矢部 智江子 16
やっとでた! 貴重なコロナ教育実践 数見 隆生 19
読書のすすめ(第2回) 春日 辰夫 19
1年間で破綻した⁉ 午前5時間授業 鈴木 賢二 19
日本学術会議第25期会員任命に関する声明 21
気象庁の「生物季節観測」の縮小・廃止に思う
こどもたちの季節感が失われていく 千葉 建夫 22
おすすめ映画 コロナ禍のクリスマスがもたらすもの
ファザークリスマス 鈴木 吉雄 24
センターの動き・編集後記 24