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センターつうしん No.114

今号は、新年度に向けて「授業づくり・学級づくり」を特集テーマにしました。
巻頭は、教師3年目の制野さんの体育の活動を核にした実践です。その名も「せいのランド」! どんなランドかと蓋を開けると「台車でガツン」に「平均台遊び」、「バトン投げ」に「跳び箱ジャンプ」、さらに「壁登り」。これらの取り組みを通じて子どもたち同士が、そして子どもと教師がつながっていきます。
二つ目は、退職女性教員でつくる白萩の会のみなさんによる戦争体験の語り部活動と、それを通じて結ばれた宮城野高校の生徒さんたちによる「戦争画」制作の取り組みです。世代を超えたつながりが生まれていきます。と同時に、高校生たちは絵画制作を通じて、あの戦争という時代を見つめていきます。
三つ目は、サークルや研究会を通じて自らどん欲に学び、多くのことを吸収しなが授業に取り組んでいる小野さんが、その自分の授業づくりの手立てや大切にしている事をまとめて提案しています。国語の授業づくりをする上で、大いに参考になると思います。
さらに、昨年11月に行われた高橋源一郎さんによる「高校生公開授業」の報告も載せました。あの日会場にいたみなさんもそうでない方も、改めて源一郎さんの授業を振り返っていただければと思います。あわせてお読みください。
また表紙の「子どもの風景」をはじめどの内容からも、いまを生きる子どもたちの姿と、それを見つめ受けとめる教師のまなざし、「学校」のいまを感じてもらえると思います。

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