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センターつうしん No.109

10月27日文科省が昨年度の『児童生徒の問題行動・不登校調査』結果を発表しました。宮城県の不登校生は約5千人(内仙台市2千人)、全国第2位の多さです。「学校に行きたくない」「学校にいけない」子どもたち。今、子どもたちと教師たち、保護者は何に悩み、どんな困難を抱えているのでしょう。この問題を読者の皆さんと考え合いたいと思い、本号の特集となりました。
実践を寄せていただいた教師たちに共通していることは、課題を持った子どもたちの姿を見つめ、その声を聴き、その苦悩に共感し、次の発達の課題を見すえ、その子に応じた取り組みにチャレンジしていることです。その中で子どもは少しずつ教師に信頼を寄せ、自分を成長させていきます。同時に保護者とも繋がり、保護者の悩みに共感し、子どもへの思い・まなざしを交流し教育の営みを進めています。今、教師たち・学校に、子どもの姿を見つめ、その声を聴き、子ども・保護者と話し合い考える時間が必要です。

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