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センターつうしん No.108

2月に始まったウクライナでの戦争も7か月が過ぎました。しかし残念ながら、未だ終結は見えず、連日の戦闘と悲しい報道が続いています。一方、このような状況のなか、センターの運営委員会などで「こういう状況のとき、今までだったら学校現場から平和と戦争についての取り組みが報告されてきた。でも今回はそういう取り組みの報告がほとんど聞かれない」との話がされたりしています。「戦争と平和」をどう考え合うか、学び合うか。今を生きる私たちの大きな課題です。
以上のような現状を踏まえて、本号では「子どもたちと平和を考える」を特集に組み、伊野文子さんと藤田康郎さんのお二人に、それぞれ教育実践を寄せていただきました。二人とも東京の私立学校で仕事をされていますが、学生時代を仙台で過ごし、センター設立当初から(読者)会員として、私たちの仕事をずっと応援し支えてくれてきたお二人です。職場や地域、子どもたちが異なれば実践ももちろん異なりますが、二人の実践に大いに学びたいと思います。
コロナにかかわっては、表紙の「子どもの風景」で子どもたちの思いが語られ、また保育現場での苦労と工夫をしながらの卒園式の取り組みを渡部友紀さんが報告してくれています。
またセンターHPの【日記&ブログ】(通称:mkbkc’s diary)に、毎月2回のペースで「季節のたより」を寄せてくれている千葉達夫さんに、その創作への思いと秘密を語ってもらいました。今や大変人気で、多くの方々が「季節のたより」を楽しみにされています。ぜひみなさんも、この機会にご覧下さい。

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