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センターつうしん No.116

 今号も、研究センター設立30周年を記念して行われたシンポジウムと、センターの取り組みにさまざまな形で参加・協力いただいているみなさんに「教育への思い・センターへの期待」を寄せてもらいました。

 前号(115号)は、佐藤学さんが現在の世界情勢と教育の動向を踏まえながら、これからの教育に何が求められているのか、その改革の方向と具体的な取り組みについて語ってくれました。
 今号(116号)では、堀尾輝久さんが「 個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成」と、「普遍的にしてしかも個性ゆたかな文化の創造をめざす教育」を記した教育基本法にもとづく戦後教育の歩みを踏まえながら、「平和」と「子どもの権利」を軸に教育について語っていただきました。歴史的視点から戦後教育が何を大切にしてきたのか、そして今あらためて何が問われているのかを示してくれています。  
 堀尾さんの提案に続いて、当センター研究部長の久保さん、運営委員の千葉さん、須藤さんにシンポジウムでの発言を含め、それぞれの立場からこれからのセンターの活動・運営について思うところを述べてもらいました。最後に数見代表が、センター設立時の「趣旨」とこれまでの歩みを踏まえながら、これからのセンターについてまとめとして話をしています。ぜひ堀尾先生の提案を含め、お読みください。

「教育への思い・センターへの期待」(その2)では、毎号「つうしん」が発行されると丁寧な感想を寄せてくれる大沼さん、今年からセンターの運営委員になっていただいた菅さん、ゼミナールSirubeなどの学習会に参加していただいている山上さんに、それぞれ声を寄せていただきました。

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