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ゼミナールSirube
未来可能性について考える17
日 時 2024年11月25日(月)
13:30~16:00
会 場 みやぎ教育文化研究センター
会場の詳細はこちら
参加費 無料
テキスト 太田直道 著『人間とその術』
内 容

 テキスト『人間とその術』と太田先生作成の補足資料を読み合い、その内容について意見交流しながら学習して行きます。テキストは、毎回1節ずつ読み進める予定でいます。
 前回からテキスト「第2部 人間の術へ」に入りました。今回は、その最初の講にあたる「第6講 アルスの世界-神は美である」の 《2 現代における「術の倫理学」》を読み合います。

前回の
様子

 前回(10月21日)は第2部に入り、最初の「第6講 アルスの世界-神は美である」の 《1 術の現在》を読み合いました。
 内容的には、第1部で展開された近代合理主義文明における術が何をもたらし、何を残したのか。その中で、人々の精神と知の存在形態はどのように変貌を遂げてきたのか。
 また現代のグローバリズムの進展が、人々の視野を広げ知の拡大をもたらす一方で、個性、地方性、言語性、民族性などの多様性や独自性を均し、画一化と一極集中を推し進めることになったこと。また、時間と空間の撤去をも急速にもたらし、人々の目的(知・地)へのアクセスは容易になり快適になる一方で、目的(知・地)に到達するまでの、その間にこれまで介在した時間や空間は無関係、無関心、無意味なものへとなっていったことなどが論じられました。