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戦前日本の道徳教育(改訂版)

戦前日本の道徳教育
~「修身」、その歴史と思想~

第1章 黎明期の「修身」教育(P2)
1.「修身」の始まり
2.修身教科書の始まり
3.検定修身教科書へ
第2章 「教育勅語」の問題(P6)
1.「教育勅語」が制定されるまで
2.「教育勅語」の成立過程
3.「教育勅語」の性格
第3章  「修身」国定教科書の始まり(P12)
1.国定教科書の誕生
2.第1期修身国定教科書の内容
第4章 国定教科書「修身」の展開(P15)
~第2期から第4期まで~
1.第2期修身国定教科書(1910年~)の特徴
2.第3期修身国定教科書(1918年~)の特徴
3.第4期修身国定教科書(1933年~)の特徴
4.「修身」教育の実態
第5章 戦争時代の「修身」(P21)
~第5期教科書、および「国体の本義」、「臣民の道」~
1.国民科の創設
2.第5期修身国定教科書(1941年~)について
3.『国体の本義』について
4.『臣民の道』について
5.「軍人勅諭」と「青年学徒に給わりたる勅語」
第6章 戦争期における国家主義の道徳思想(P42)
 「国家思想と学校教育」(吉田熊次 1928)/ 「我が国民精神の特色」(井上哲次郎 1928)/ 「修身及公民教育原論」(野田義夫 1932)/ 「我が国徳育の神髄骨子に就いて」(井上哲次郎 1933)/ 「神ながらの道と徳育」(井上哲次郎 1933)/ 「道徳教育の革新に就て」(吉田熊次 1935)/ 「国体精神と修身教育」(原房孝1935)/ 「修身教育と国体の明徴」(熊井甚太郎1935)/ 「日本教育学」(近藤壽治1935)/ 「日本倫理と日本精神」(深作安文1937)/ 「道理の感覚」(天野貞祐1937)/ 「国民学校の精神に就て」(伊東延吉1942)/ 「行の教育形態」(宮坂哲文1943)/ 「教育的皇道倫理学」(吉田熊次1944)/ 「五、六年修身の取扱ひ方」(野瀬寛顯1944)/ 西田幾太郎の諸論考から( 『日本文化の問題』1940、「国家理由の問題」1941、「世界新秩序の原理」1943年、「哲学論文集補遺」 全集第12巻より)
第7章 戦争期の道徳意識に関するいくつかの論評(P50)
 丸山真男『現代政治の思想と行動』1956年、未来社/ 丸山真男『日本の思想』1961年、岩波新書/ 家永三郎『太平洋戦争』1967年、岩波書店/ 吉田傑俊『「京都学派」の哲学』2011年、大月書店/ 山住正己『日本教育小史』1987年、岩波新書/ 藤田昌士『道徳教育』1985年、エイデル研究所