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みやぎ教育文化研究センター 設立30周年記念

佐藤学さん講演会『子どもと学校の危機 どう克服するか』

日時 2024年2月23日(金)
13:30~16:00
会場 フォレスト仙台2F 第7会議室
会場の詳細はこちら
参加費 無料
内容

研究センターは、今年2月で設立30周年を迎えます。その記念講演として2月23日(祝日)に、日本教育学会元会長の佐藤学さんに『子どもと学校の危機 どう克服するか』と題して講演いただきます。

不登校の急増、いじめ・校内暴力、高校生の中途退学など子どもたちをめぐる現状は、相変わらず深刻です。また子どもたちと向き合う教師も、長時間労働で疲弊しています。「教員不足」で学級担任・教科担当に「穴があく」事態も起きています。まさに「子どもと教職員、学校の危機」が進行しています。
こうした状況をどう見たらいいのか。教育の本質に照らし、日本の教育政策は何が問題なのか。その克服のために学校現場で、保護者や市民は何ができるのか。
世界の教育を熟知し、全国の学校を訪問しアドバイスを続けている佐藤学さんの講演を聞いて、みなさんと考え合いたいと思います。

【講師】佐藤学さんプロフィール

1951年 広島県生まれ。東京大学名誉教授・北京師範大学客員教授、日本教育学会元会長。
学びの哲学にもとづき「学びの共同体」の学校改革を提唱・推進。
著書に『教室からの改革-日米の現場から』(国土社)、『米国カリキュラム改造史研究-単元学習の創造』『学校改革の哲学』(東京大学出版会)、『カリキュラムの批評―公共性の再構築へ』『教師というアポリア―反省的実践へ』『学びの快楽―ダイアローグへ』(世織書房)、『教育改革をデザインする』『「学び」から逃走する子どもたち』『習熟度別指導の何が問題か』『学校を改革する』(岩波書店)、『学校の挑戦―学びの共同体の創造』『教師花伝書―専門家として成長するために』『学びの共同体の挑戦―改革の現在―』(小学館)など多数。
また「安保関連法反対する学者の会」発起人、「教員の長時間勤務に歯止めをかけ、豊かな学校教育を実現するための全国署名」呼びかけ人なども担う。