【12月号】
特集１  おもしろい自治を再インストール
特集２  子どもが声を取り戻すとき

児童会や生徒会の様々な活動や学級会活動、行事など自治的活動が、今回のコロナ禍に限らずそれ以前から縮小・制限されてきています。特集１では、自治の価値を子どもたちの「あそび」から考えたいと思います。あそびは、生活のいたるところに見られ、あそびをおもしろくしようとする子どもたちの企てや工夫の中に自治は生きています。学校や生活を楽しく面白くしようとするとき、私たちは自治に触れ、自治を生きています。子どもの試みに胚胎する自治について考えます。
特集２は、家庭や学校で、他者にことばを受け止められず、ことばを奪われた子どもたちが、自身と他者との間で世界を編みなおし、ことばをとり戻す取り組みを集めました。ことばをとり戻すとは、いかなる営みの中に育まれるのかを考えます。

11月の例会は、「特集１　GIGAスクールの論点」のなかから、藤田和久さんの「再考を迫られる教室での学び」と、山本宏樹さんの「GIGAスクールの科学的根拠」を読み合い、意見交流をしました。