ゼミナールsirube 12月例会

日時 2017年12月18日(月)
13:30~16:00
会場 みやぎ教育文化研究センター
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参加費 無料
テキスト 太田直道 著『人間教育の哲学史』
内容

前回に引き続き「第10講 19世紀の教育思想」について学びます。
今回は、ペスタロッチーやカントの教育思想の影響を受け、ケーニスベルク大学やゲッティンゲン大学で哲学・教育学を教え、学問としての教育学の確立に貢献したヘルバルトの教育思想を中心に学んでいく予定です。

前回の
様子

近代産業社会の胎動と形成のなかで、一部の貴族や市民だけでなく国民全体の教育の必要が求められるようになり、さまざまな国民教育、民衆教育の思想が展開され取り組まれました。
それらの教育思想や取り組みについてイギリス(ベンサムやミルなどの功利主義的な教育論やラヴェットなどによる労働者教育)、ドイツ(フィヒテ、ヘルバルト、シュライエルマッハー、フレーベル)、ロシア(ウシンスキー、トルストイ)について概括するとともに、なかでもトルストイの教育思想と取り組みについてはテキスト以外の資料も使いながら丁寧に見ていきました。