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東北の教育的遺産
著 者 「東北の教育的遺産」編集委員会 編
価 格 700円
発行年 2018年
在 庫 あり
本書の
紹介

『教育が、国の枠づけでしか考えられぬ時代があった/授業も教科書絶対の画一注入/教えるものにも学ぶものにも、自由がなく/権力に盲従する教師たちは/子どもたちの前に、自らも絶大な権力者として振舞い/いささかの疑念も反省もない時代である』             「風の中の騎手」より
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大正初期に芦田恵之助らが提唱した「綴方」科や、雑誌『綴方生活』によって成立していった綴り方教育を伏線とし、1930年前後、東北地方の教師達によって「北方性教育運動」が産声をあげ、その「生活綴方運動」は、全国的な注目と評価を得ることになりました。驚くべきことにその教師たちのほとんどが20代の青年教師だったことです。                  しかし、その一方で、実践者たちの中には、検挙され獄中での生活を余儀なくされた方や、その機関誌が発行停止に追い込まれたものも数多くありました。
1990年、岩手・宮城の教師の手で『読み方東北』という冊子が発行され、その中に戦前戦後の教師の群像が「東北の教育的遺産」のタイトルで連載されました。
本書は「東北の教育的遺産」の部分を再録したもの。当時の青年教師の生き方や考え方から、たくさんのことが学べるだろうと考えたからに他なりません。
一人でも多くの方が手にとり読んで欲しいとの願いから、700円という廉価で販売しています。ご希望の方は、みやぎ教育文化研究センターまでご連絡ください。