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『教育』を読む会10月例会
日 時 2024年10月12日(土)
13:00~15:30
会 場 みやぎ教育文化研究センター
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参加費 無料
テキスト 『教育』2024年10月号
内 容

【10月号】
特集1  学習指導要領体制をのりこえる
特集2  地球沸騰化時代のわたしたち

 1958年の「学習指導要領」から、それまで記されていた「試案」の文字が消され法的拘束力が主張される一方、現行の学習指導要領の前文は「教育課程の基準を大綱的に定めるものである」とし、「各学校がその特色を生かして創意工夫を重ね、長年にわたり積み重ねられてきた教育実践や学術研究の蓄積を生かしながら、児童や地域の現状や課題を捉え、家庭や地域と協力」することが重要であるとしている。このような学習指導要領の狭間で、学校現場の実践は行われてきた。
 今年1月には「奈良教育大学附属小」の教育が学習指導通りでないということから「不適切」とされ、教員が強制出向という「処分」まで下されている。特集1は、学習指導要領・教科書をめぐる現下の状況の読み解きと、これからの教育実践の方向を考える。

 特集2は、現在、地球に起こっている様々な気象異常や自然災害は、すでに地球温暖化時代の出来事ではなく球沸騰化時代のものなのだという危機意識のもと、環境問題は社会構造の矛盾を突くだけでなく、私たち自身の暮らしを問い直す「存立基盤問題」として根源的なものである。教育はどこまでこの問題に迫って行けるのか。