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明治初期の教育思想4
道徳と教育を考える会 7月例会(隔月開催)
日 時 2025年7月7日(月)
13:30~16:00
会 場 みやぎ教育文化研究センター
会場の詳細はこちら
参加費 無料
テキスト 当日配布
内 容

 前回に引き続き、幕末から明治にかけて活躍した啓蒙思想家、西洋哲学者で、福澤諭吉や津田真道らとともに我が国を代表する知識人の一人であった西周について学びます。
 興味関心のある皆さんの参加をお待ちしております。

前回の
様子

5月の会の前半は、3月の会で時間が足りず扱えなかった福沢諭吉の『福翁百話』を取り上げました。福翁百話は、晩年の福沢が「時事新報」に1896年の2月から連載したエッセイをまとめたもので、その中から「宇宙」「一言一行等閑にすべからず」「人事に学問の思想を要す」「国はただ前進すべきのみ」「自主自由の権」「人事に絶対の美なし」を取り上げて、福沢の宇宙観、処世観、学問観、国家観などをみていきました。
 会の後半では、福沢と同様に幕末から明治期にかけて活躍した知識人の一人西周を取り上げ、その生い立ちと経歴などについて井上哲次郎が『西周哲学著作集』の序や、同郷で親族でもある森林太郎こと森鴎外が書いた『西周傳』からの抜粋資料をもとに概観しました。また西洋諸国の文化や学問など様々なものが日本に流入するなかで、西がそれらをどのように受けとめ考えていたのかを、彼が書いた著作の抜粋資料をもとに読んでいきました。