第4回・学習会

1年生 めんこいゼミ

日時 2019年8月28日(水)
18:30~20:30
会場 みやぎ教育文化研究センター
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参加費 無料
テキスト 当日配布
内容

① 子どもをカタルシス(18:30~19:30)
子どもたちとの関係を深めるために、お互いの経験や知恵を交流したいと思います。
② さんすう「10よりおおきいかず」(19:30~20:30)
1年生が「じゅうに」を「102」と誤記することがあります。それは位取りの仕組みと表記の関係の理解不足が原因です。今回は、加減法のくり上がり、くり下がりの大切なステップとなる位取りについて取り上げます。

※ ほかに子どもたちと短時間で楽しめる歌やゲーム、手遊びなども取り上げたいと思っています。

前回の
様子

前半の子どもをカタルシスでは、ひらがなの授業が進むなか、なかなかひらがなを覚えられない子や、同様に数が覚えられない子などのことが話題に上がりました。
参加者からは、「音とひらがなの『文字記号』が結びついていないのだろうから音声化される50音表を使うなど、遊び感覚で補えないだろうか」、「50音表を使ってでも読もうとしているなら、まずはその意欲を認めてあげることが大切」、「具体物の持つ性質から、数だけを取り出して理解するのは高度なこと。その子が何なら数を認識できるか、絵や具体物を使って探してみたら」などのやり取りがされました。
後半の「ひらがな」から「文」へでは、ひらがなを覚えた子どもたちに、これからどんな学びの経験や体験をさせていくことが大事なのかを、夏休みの「絵日記指導」と切り口にしながら交流しました。そこでは、①誰にむかって書くか?書く相手をはっきりさせる ②子どもの書いたものをどう受け止めるか ③文を自由に作れない時期は、絵などで補うとよい ④お話ポストで、遊び感覚で書くことを楽しむなど、参加者それぞれの経験を交えながら楽しく話し合いました。