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8月はお休みします

ゼミナールsirube9月例会

日時 2019年9月2日(月)
13:30~16:30
会場 みやぎ教育文化研究センター
会場の詳細はこちら
参加費 無料
テキスト 『人間教育の哲学史』(太田直道 著)、当日配付資料
内容

引き続きシュタイナーの教育思想について取り上げますが、これまで2回は教育思想そのものというより、シュタイナーの神秘主義を含めて彼の思想全体とその人間観を中心にみてきました。
具体的にシュタイナーの教育思想について読み進めていくのは今回からとなります。これまで参加していない方でも関心のある方は、ぜひご参加下さい。お待ちしております。

前回の
様子

7月の会では、シュタイナーが人間精神についてどのように考えていたのかをテキストと資料をもとに読み進めた。
カントは人間精神を感性・悟性・理性の3区分によって論じたが、シュタイナーは表象・感情・意志の3区分によって把握し論じている。これは、生命体に対する心(心魂)の働きによる区分であり、カントのような人間能力の区分とは異なるが、とても魅力的に思えた。このシュタイナーの区分に、当時のフィヒテやショーペンハウアーの影響を見てとることもできるだろう。
シュタイナーの3区分を図式的にすると、おおよそ次のようになる。
表象—認識・一回性—反感—(過去)
感情—表象と意志とが触れ合い、干渉しあった中間的状態—(現在)
意志—想像・反復性—好感—(未来)
シュタイナーは、人間精神を以上のように区分するとともに過去—現在—未来という時制とともにそれらが位置付けられ語られる。さらにはこのような人間精神のあり様が、神秘主義者としての転生へと結びついてもいる。